スイスでサイクリング−インターラーケン−
2008年7月2日

今年はスイスアルプスの峠を目指すという目標を立て、その実行計画の第一段階として約1ヶ月、自宅周辺の山を自転車で登ったりしてトレーニングを積んだ。そして第二段階として1日に100キロ以上を走破する事を課題とした。私の自宅からベルナーアルプスのゲートシティ、インターラーケンまでは往復126キロ。ちょうどいい距離。自宅を出て1時間も走ると、ベルナーアルプスがお目見えし、道路もなんとなく田舎道となる。

自宅より約35キロ、トゥーン市にさしかかると屋根のある橋がお出迎え。スイスにはこの屋根のある橋が沢山ある。

シュピーツという町。ワイナリーを持つお城がある。シュピーツのブドウ畑は、このトゥーン湖畔地区最大。トゥーン湖畔地区は標高558mと結構高い位置にあるが、アルプスから吹き下ろされる暖かいフェーンによる風と、湖の照り返しによってワインが生産されている

シュピーツの隣町。ファウレンゼー。シュピーツからここまでは湖岸に素敵な遊歩道がある。

ファウレンゼーから対岸の山を見たところ。ざっくり割れているところから、昔は富士山みたいな一つの大きな山だったのかも知れない。左側が標高2050m、右側が標高2061m

インターラーケンに到着。町中の公園からユングフラウ標高4158mが見える。が、ここが町中の公園とは思えない・・・。ここまで片道63キロ。約4時間かかった。車だと約50分で着く。

インターラーケンの町と綺麗な三角形の山ニーセン標高2362m

インターラーケンのちょっと町外れに、ベルナー三山が綺麗に見える場所がある。ユングフラウヨッホまで足を伸ばせない人も、結構インターラーケンでベルナーアルプスを楽しめる。

左から、アイガー、メンヒ、ユングフラウと勢揃い

この季節のトゥーン湖は天気がいいとコバルトブルー。観光シーズンには蒸気船が運航している

南の島にダイビングに来た錯覚が・・・

現実は、どっぷりスイス。(^。^) 湖の照り返しを利用して、所々ぶどうが栽培されている

トゥーン湖畔、メルリンゲンのスパ・ホテル、ベアトゥス。今を去ること十数年前(かなり20年に近い・・・)、ここで結婚披露宴をしたのだった。

オーバーホーヘンという町にはこのトゥーン湖畔ではシュピーツに次いで大きなワイナリーがある。私はシュピーツよりオーバーホーヘンに注目している。

トゥーンのお城。トゥーンからアーレ川がもとの姿となりベルンに向かって流れ出る。

川辺の落ち着いた町、トゥーン。

ルツェルンに似た橋がかかっている。こぢんまりとした町で、晴れた日にちょっと訪れるにはうってつけ。

サイクリングとしては、このトゥーン湖一周だけがお勧め。トゥーン・ベルン間は交通量も多いし、往路はアルプスを拝みながら進めるけれども、復路は単調になりがち。トゥーン湖一周だけなら、約50キロ。多少のアップダウンはあるけれど、山道の様にはならない。