スイスでサイクリング−グルニゲル峠−
2008年7月9日

スイスアルプスの峠制覇実行計画の第三段階は、標高差1000mの峠を克服すること。スイスアルプスの峠はどれも標高差1000m以上ある。それに最初に目指すゴッタルド峠は、標高差が約1700m。よって、標高差1000mを登る事すら出来なければ、スイスアルプスの制覇は不可能なのだ。
グルニゲル峠は標高1608mのスイスでは小さな峠。麓からの標高差は800m。この麓まで自宅から行くのに約300mのピークを一つ越えるため、合計で1100mの標高差を稼ぐ事になる。グルニゲル峠までのアプローチには約3時間半かかった。

グルニゲル峠のピークで写真を撮ってもらう。おやじチャリダー、疲れが顔に出ている。苦笑

ピークからはトゥーン湖を見下ろせる。その向こうには標高3000から4000m級のベルナーアルプス。

夏場には雪も溶けるこの山々の標高は2100mから2200m

針葉樹林も、すぐそこまで迫っている

山頂は岩の塊。

オホゼン標高2188m。

ここら辺一帯を歩くのも気持ちがいい。この日は、晴れていたけれど、肌寒いくらいの気温だった。

トゥーン湖。ここからの標高差は約1020m

この山並みはフリブール州入り、チーズで有名なグリュエール地区へと続いている。

ここら辺はマウンテンバイクを楽しむ地区となっていて、いくつかのコースが紹介されている。どれも標高差800mの上り下り付き。

ベルン方向に降りる景観。丘陵地帯が続いている。

シュバルツェンブルグに降りる途中。アルプに囲まれた農家が目にとまった。このベルンから南に20キロ程離れた、シュバルツェンブルグという町の小さなチャペルで結婚式を行ったのであった。

木々が踊っているよう・・・

これは自宅裏の農家。牛を牧草地に送っているところに出くわした。あと数百メートルで、今回のツーリングは終了だ。ベルン郊外といえば聞こえはいいが、実態はこんな自然に囲まれた場所なのだ。