オテル・デュー、慈善施療院。オテル・デューを訳すと
「神の館」貧しい人の為に、無料で診療をしてくれたそうだ
15世紀に創設されたこの施療院を維持する費用は寄進された
ブドウ畑から造られるワイン。これが競売にかけられて
オスピス・ド・ボーヌという銘柄で売られる。大変質のいい
ワインなのだが、この競売が有名になりすぎて、すごい値段で
取引されたりする。よって割高なワインとなっている
しかし、滅多にお目にかかれないから、ここに来た時に買う
のも手だ。一時は1300ヘクタールもの畑を所有していた
が、革命の動乱があって、没収されたりして現在は60
ヘクタール程。しかし、近年でも畑を遺贈する人がいるらしい
1977年にコート・ド・ニュイのマジ・シャンベルタンの
一部が遺贈されている

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