デザレ地域は写真手前のワイナリーの屋根の頂点から垂直に上げた境界線の
奥で、そこから手前のエペス村の下側の一画がカラマン地区。エペス村の
上側と、写真手前の広々とした所がエペス地区となる。デザレの広さは55ha、
カラマンの広さは16ha、エペスの広さは134ha。広さからすれば、カラマンの
方が希少価値がある。デザレもカラマンもどちらもグランクリュで、品質は
優劣付けがたい。ただ、熟成向きのワインが出来るのはデザレの様だ。
フルーティさを求める場合、私個人としてはカラマンの方が好みだ。また、この
地区は白ブドウ品種シャスラが8割強を占める、まさにシャスラ王国。カラマンに
至っては97%までシャスラが占めている。まさにシャスラの心臓部だ。
因みに写真手前の建物はBlondel氏のワイナリー。日本にも輸出されている。

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