エペス・新酒祭り 2007年5月5日
Epesses nouveau en fete 5/5/2007

ローザンヌからモントルー方面の普通列車に乗り換えて10分程でキューイィ(Cully)という駅に着く。駅前の道を丘斜面に向かって歩き出すと、すぐにブドウ畑に囲まれる。駅から20分くらい歩くと、ブドウの海の真ん中に浮かぶ小島のような村が現れる。そこがエペス(Epesses)だ。普段は閑静でひっそりとした村だが、毎年5月の第一土曜日となると、そこがワインで溢れるお祭り会場と化す。
エペスはスイスワインのまさに心臓部。スイスワインとくれば、誰もが試してみたい、デザレ・グランクリュ、カラマン・グランクリュを擁する地区だ。
2007年のエペス新酒祭りには、エペスはもちろんのこと、キューイィ、シャルドンヌ、グランヴォーなどのエペス周辺のワイナリー併せて38軒の試飲会場が村内に所狭しと設けられ、それぞれ自慢のワインが勢揃いした。ワイナリーの所在地は違っても、ほとんどのワイナリーは、ヴィレット、エペス、カラマン、デザレ、シャルドンヌなどにブドウ畑を所有しており、それぞれがまさにラヴォーの名品勢揃いといった所。1軒でも、試飲しようとすれば十数種類にも及ぶので、到底38軒を一日では回りきれない。もうワインの海に溺れ、酔いしれるしか為す術がないのである。
ワイン好きにはこの上ない楽園だ。

エペス地区のワイン紹介のサイト
新酒祭りの公式サイト

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